産業オートメーション業界動向|2026年Q1 北米市場の景況感が前四半期比で改善

Interact Analysis

18 June 2026

レネー・ジュ(Renee Ju)

リサーチ・アシスタント

レネーはリチウム電池および水素エネルギー分野の研究に注力し、商用車チームのデータベース構築を支援するとともに、一次・二次情報の調査、データ分析および業界分析を行っている。

A3産業オートメーション景況感調査によれば、2026年第1四半期のA3 Automation Sentiment Indexは59.9となった。市場心理は前四半期から上昇し、この上昇傾向は第2四半期にも続くと見込まれる。

項目別では、新規受注、生産、受注残、供給・納期、原材料および部品調達コスト、雇用規模、手元在庫という七つの経営信頼感指標が前四半期から改善した。なかでも手元在庫指数は前四半期の46.5から51.8へ上昇し、業界の在庫確保意欲が強まったことを示している。唯一、最終製品価格指数は前四半期から低下した。現在も製品価格全体は上昇基調にあるが、値上げのペースは鈍化している。本四半期に製品価格を引き上げた回答企業の比率は低下し、価格を据え置いた企業の比率は上昇した。

2026年第1四半期A3自動化景況指数

注:本四半期の回答企業の89%は北米地域に所在しているため、調査結果は主に北米市場の状況を反映している。

本調査はInteract Analysisと米国先進自動化協会(A3)が共同で実施したものである。Interact AnalysisはA3の委託を受け、A3会員企業の段階的な市場信頼感を継続的に追跡している。

景況指数について、指数が50を上回る場合は当該指標が前四半期比で上昇したことを示す。50を下回る場合は低下、50の場合は横ばいを示す。

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