Interact Analysis
2 September 2026
産業オートメーション業界動向|2026年Q2 北米市場は引き続き拡大圏も、改善ペースは鈍化

レネー・ジュ(Renee Ju)
レネーはリチウム電池および水素エネルギー分野の研究に注力し、商用車チームのデータベース構築を支援するとともに、一次・二次情報の調査、データ分析および業界分析を行っている。
2026年 Q2のA3自動化景況指数は59.8から55.7へ低下し、北米の産業オートメーション景況感は拡大圏を維持したものの、改善の勢いは鈍化した。Q3は60.1への回復が見込まれる。
2026年 Q2の北米産業オートメーション景況感はどう変化したか?
A3産業オートメーション景況感調査によると、2026年 Q2の市場心理は引き続き上昇圏にあったものの、その勢いは鈍化し、A3自動化景況指数は前四半期の59.8から当四半期の55.7へ低下した。市場心理はQ3にさらに改善し、指数は60.1へ回復すると予測される。

項目別では、最終製品の販売価格指数が前四半期比で上昇し、製品価格の上昇傾向は前四半期より顕著であった。新規受注、生産、受注残、製品リードタイム、原材料・部品調達コスト、人員規模の6項目はいずれも前四半期比で低下した。事業への信頼感は前四半期よりなお改善したものの、その幅は縮小した。即納可能製品の在庫指数は50へ低下し、在庫に対する市場の見方は総じて変わらず、Q2は増加と減少の回答がほぼ拮抗したため、指数は中立水準を維持した。
*当四半期の回答企業の83%が北米に所在するため、調査結果は主として北米市場の状況を反映している。
*本調査はInteract AnalysisとAssociation for Advancing Automation(A3)が共同で実施し、Interact AnalysisがAssociation for Advancing Automation(A3)の委託を受けて作成するものであり、同協会の会員企業における各時点の市場信頼感を継続的に追跡している。
*景況指数:指数が50を上回る場合は項目が前四半期比で上昇、50を下回る場合は低下、50の場合は横ばいを示す。
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